
先日、トヨタ自動車の販売台数が最高数値だったとの報道を見かけました。
新聞の紙面も自動車業界は順調だという論調です。
私が若いころは、車を持つこと・家を持つことはひとつのステータスでしたが、
家の神話は相変わらず残っていますが、自動車については、若い世代を中心に興味が薄れていると聞いています。
日本自動車販売協会連合会および全国軽自動車協会連合会が、
9月1日発表した8月の新車販売台数は、前年同月比9.1%減の33万3471台とのことで、2ヶ月連続で減少となりました。
更に、細かく見ていくと、
軽乗用車総販売台数 8月 126,865台(7月 174,377台、3月302,345台)
ここ1カ月で見ても30%近くのダウンなのですが、なんと3月と比べると販売台数が60%もダウンしているのが分かります。
昨年は、消費税アップ前の駆け込み需要で、販売台数を大きく伸びましたが、今年は苦戦をしているとは思っていましたが、驚きの数値です。
昨年の需要を見越して、製造販売計画を立てているとすると、在庫も積み上げられている事になります。
最近は、業界全体の景気がそのまま市民の景気に連動しますので、関連の方々の給与カットや雇用削減などの動きにならないことを祈るばかりです。
とはいえ、祈っていて、状況が変わるわけではありませんので、
あらゆるリスクを想定して、自分自身で準備できるものはしていくことを強くお奨めします。
自分の将来をどうしていくのかを決めていくのはあなたですが、
私の経験があなたのお力にはなれると思います。