幸せに会社を辞める方法

2016年はどんな年になるのか<GDP上方修正と日経平均下落と日銀短観の大幅な悪化の意味するもの>

12月に内閣府が発表した2015年7〜9月期のGDPの改定値は年率換算の1%増と速報値から上方修正されました。

このニュースを観ている方は多いかと思います。

 

7~9月期、年1%増に上方修正=設備投資伸びプラス転換―GDP改定値

 内閣府が8日発表した2015年7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.3%増、年率換算では1.0%増となり、速報値(前期比0.2%減、年率0.8%減)から上方修正された。企業の設備投資が大幅に引き上げられ、実質GDPは2四半期ぶりのプラスに転じた。(時事通信)

 

ところで、、、この発表がされている前後の株価の動きを観てみると、、、


12月 1日 20,012円(直近の高値)

12月 8日 19,492円(GDPプラス転換改定値発表)

12月15日 18,565円

12月18日もまた、始まり値は、19,320円。

午後から買い上げられて、19,869円まであがって、

直後に急落して18,982円まで急落して、終値は18,986円となりました。

意図的に買い上げられているのがわかりますし、いろいろな組織のいろいろ思惑もあるのでしょうね。

いずれにしても、普通の投資家が手を出せるような次元の相場ではもはやありません。

もうけられる団体は莫大な利益を上げられるかもしれませんが、、、個人レベルでは手を出さない方がいいかと思います。

 

あと、12月14日に日銀短観が公表されていますが、、、9月に比べて大幅な悪化となっています。

http://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2011/tka1512.pdf

日銀短観からは今後数ケ月先の景気は大幅な悪化が見込まれているとしています。

企業側の先行き感のイメージですね。

        9月調査  12月調査
大企業  現状   12  →  12  
製造業  先行き  10  →   7  

中堅企業  現状   5  →  5
製造業   先行き  4   →    0

中小企業  現状  0  →   0
製造業  先行き -2 →  -4

9月から12月に入って、更に先行きにマイナスイメージを持っている経営者が多くなっています。

この数字から観て、政府のGDPが年間でプラスになるといっているのがどんな意味があるのかという事です。

『事件は、会議室で起こっているんじゃない!現場で起こっているんだ!』

と踊る大走査線で言っていましたが、、、今回の政府の発表はどうとられますか?(笑)。

 

これからは現実を見つめるという事

そして、ご自身のクリアリングと価値を高める事

がとても大事です。

 

FRBもついに利上げを決断しました。

2016年はいろいろなことがあると思います。

 

ご自身のグラウンディングをしっかりしてくださいね。

 

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