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マネタリーベースと日銀の貨幣発行残高の意味するもの

マネタリーベース(英: Monetary base)とは、現金通貨と民間金融機関が保有する中央銀行預け金の合計のことです(by Wiki)。

7月2日に2014年6月のマネタリーベースが、日本銀行調査統計局より発表されました。

結果として、6月の月中平均マネタリーベースが一年前に比べ42.6%増加して233兆2465億円となったそうです。

ロイター:6月末マネタリーベースは243兆円、当預残の伸び2倍切る=日銀

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0PD07O20140702

この中の当座預金残高ですが、ロイターのニュースの通り、一年前に比べ87.8%増加の143兆31億円と、過去最高となりました。

しかし、当座預金の残高が拡大するに伴い、2014年2月から縮小方向に向かっていて、ついに伸び率が100%を下回り、一年2ケ月振りに100%を切りました。

今回、あらためて、次第に日銀は金融緩和のペースを落としてきているのが分かりました。

アベノミクスの目玉だった量的緩和も失敗だったと日銀も思い始めているのでしょうか?

そういえば、日銀の発表したマネタリーベースの一覧の中で、日本銀行券発行高と貨幣流通高というのがあります。

この数字は何かというと、実際の紙幣と貨幣の発行高です。

2014年6月平均残高で日本銀行券発行高85兆6484億円、貨幣流通高4兆5950億円。

つまり90兆円位になります。

この数字は、国、企業、海外に流れている金額すべて含まれた数字です。

個人の貯金残高総額が800兆円あるから、日本は破たんしないという話を聞いたことありますでしょうか?

貯金残高総額800兆円に対して、実際の流通されているすべてを含めて紙幣と貨幣は90兆円。

もし有事が起こった時にどのような事が起こるか想像できるでしょうか?

もしもの時、そして、将来を見据えた行動を今のうちからしっかりされることを強くお奨めします。

例えば、あなたは、お金がなくても、食料を得るだけの能力をお持ちでしょうか?

今所属している会社に依存するだけでなく、会社の集合意識からぬけて、会社と雇用契約を結んでいる位の感覚の方がいいかもしれません。

自らの力だけでも生きることが出来る力(能力、精神)を、会社に所属しているうちから、会社を退職する前から培っていきましょう。

 


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