
日本経済新聞は、日本の17の年金基金が運用を依頼しているプラザアセットマネージメントが、各年金基金に対して、償還がゼロになったと通達をしたと報じています。
プラザアセットマネージメントは、米国ファンドに投資していた会社で、昨今の新興国経済の激変により、運用に失敗したものと思われます。
レバレッジをかけた運用している限り十分ありうることです。
今回の年金運用元本の消滅額は、86億円だそうですが、今までの運用方法を続けている以上、今後、更に増えてくるでしょう。
先日の記事でも、退職時に企業から出る退職金が、ここ5年間で5%下がっているという記事を出しましたが、この流れは一層加速していくことがほぼ見えてきました。
言い換えれば、将来の退職金をあてにした人生設計は危険だという事です。
自分の事は自分で守る必要があります。
実際に、アメリカでは、新興国へのアウトソーシングが、従来安泰と思われていた専門分野の方々にもおよび、会社から退職せざる得なくなった方が急増しています。
貧困率は15%を超えて、政府からの福祉政策である食料配給切符の受給者は4700万人を越え
この流れは、日本にも当然押し寄せてきます。
ただ、「退職金が減るかも!」というだけで、後先考えずに会社を辞めるのだけはやめてくださいね。
再就職をしようとしても、通常は、今までもらっている給料をもらえることはありません。
まずは、会社員としての意識から自営業者としての意識への転換をしていく必要があります。
自営業者は、すべてを自分の自己責任でやっていく必要がありますが、
これからの会社員も同様の事を求められていくことになるでしょう。
「意識を変える!」とても重要です。
意識の変え方を知りたい方は、ぜひ、わたしの体験セッションを受けてみてください。