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ユーロとギリシャ総選挙と原油価格急落

ECB(欧州中央銀行)がついに量的金融緩和を行う事になりました。

総額で、1兆1000億ユーロ(150兆円)にもなり、それを受けて、株高・ユーロ安が進行しています。

ユーロは対ドルでは、11年ぶりとなる安値となり、1.134まで下落しています。

ギリシャ問題、原油価格問題、、火種はいっぱいまだあり、、、まだまだ下落するかと思います。

そういえば、量的金融緩和とは何かごぞんでしょうか?

通常、中央銀行は、政策金利を上げたり下げたりして、景気と物価の安定を図ります。

例えば、景気が悪くなると政策金利を利下げして、金利負担を軽くして景気を刺激します。

これが金融緩和です。

ECBはこれまで政策金利を段階的に下げてきましたが、現在では限りなく0金利になっておて、これ以上利下げできないところまで来ています。

そこで、量的緩和とは、今度は金利ではなく、資金の供給量を増やすことで、金融緩和を行うことをさします。

日本でも同様の事が行われているのはご存知かと思います。

しかし、この政策は、「インフレ」や「バブル」を引き起こすもろ刃の件とも言えます。

そのため、ドイツがずっと反対をしてきたのです。

ドイツは、第一次世界大戦後に、インフレ率10000%以上というインフレっショックをうけています。

当時、急激なインフレにみまわれたそうです。

みなさん、パン1個が、200万円って信じられますか?

これは100年前に本当に起こったことなのです。

http://royallibrary.sakura.ne.jp/ww2/gimon/gimon8.html

通常は、通貨の価値を下げる事で、輸出をを増やすなど主目的があるはずです。

しかし、今回の事は、ECBが、政策決定した事であり、本来なら、EBCが国債買い入れを直接増やし金融緩和をするのが通常かと思いますが、加盟国中央銀行が国債を買い入れるようになっているようです。

今後の情勢により、「本当に、ECB大丈夫か?」と市場が過敏に反応する可能性もあります。

要注意と言えそうです。

これからどうなっていくのか、、、。


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