
昨日、アメリカのムーディーズより日本国債の格下げが発表されました。
これで、日本の国債は、中国、韓国を下回り、オマーンやチェコなどと並んで、新興国なみの信用度となりました。
まぁ、当たり前と言えばあたりまえですよね。
今年度当初の国債の総額は、1008兆円で、はじめて1000兆円を突破しました。
その上で、税収は50兆円しか見込めない上で、今年度の予算総額は約92兆円。
42兆円を国債でまかなうことにしていて、、、、利息がつくため利払い等を合わせると、
今年度末(2014年3月)には借金総額は1107兆円になる予定です。
つまり1年間で100兆円借金が増えているんですよね。
個人に例えるなら、
ご主人の年収が500万円の家庭で、
借金の総額が1億円を超してしまったということです。
こんな生活どうおもいますか?
誰の目から見ても家庭の破綻は目に見えているような気がします。
これを増税先送りが理由で、、、というのは、まぁよく言うもんだなぁと思います。
いずれにしても、円売り(日本売り)はこれから加速していきそうです。
アベノミクスは何をもたらしたのでしょうか?
一部のエコノミストは、まだ、衆院選の公示の前日に、
自民党が大勝すれば、「アベノミクス」が成功して、日本の景気はもっとよくなると言っているそうです。
いやぁ、、、世界の論調は、10月以降「アベノミクス?終わっているよ。」なんですが、、、
マスコミに流されないように、自分を持って、将来を見据えてくださいね。
日本国債、格下げ=増税先送りで財政再建「困難」―中韓下回る・米ムーディーズ
時事通信 12月1日(月)18時5分配信
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは1日、日本国債の格付けを1段階引き下げたと発表した。同社は格下げの理由について、消費税再増税の先送りによって政府の財政赤字の削減目標の達成が難しくなったなどと説明している。安倍晋三首相が増税先送りを決断した後、日本国債が格下げされるのは初めて。
引き下げにより、格付けは「Aa3」から上から5番目の「A1」になる。
ムーディーズは「急速な高齢化に伴い社会保障費が増大する中で、財政再建はさらに困難になる」と指摘。安倍政権の経済政策「アベノミクス」の第3の矢である成長戦略も「不確実性が高まっている」と疑問視し、「(日本は)デフレを終息させることが難しい」と強調した。
政府は2015年度までに基礎的財政収支の赤字の対国内総生産(GDP)比を10年度比で半減させる目標を掲げているが、これに疑問を呈した形だ。
ムーディーズが日本国債の格付けを変更するのは、1段階下げた11年8月以来約3年4カ月ぶり。今回の引き下げにより、日本の格付けは、中国や韓国を下回り、イスラエルやチェコと並んだ。ただ、先行きについては、経済回復の可能性なども考慮し、「安定的」とした。