
クアラルンプール視察で感じた日本との違い1の続きです。
昨年、クアラルンプールの郊外にKLAI2という新空港がオープンしました。
この空港自体が、すでに、日本の成田空港に匹敵する(以上の)空港になっていますが、
周辺にある昔からあるKLAI、スバン空港も統合して、更に拡大する方向だそうです。
将来的には、シンガポールに匹敵するアジア1の国際的なハブ空港になる事を目指いしています。
行って感じるのは、羽田空港や成田空港との規模の違いです。
本気で、アジア1の国際的なハブ空港にしようとしているのが、肌で感じられました。
マレーシアの国内航空会社には、マレーシアエアとエアアジアがあります。
両企業とも、最近、不幸にも墜落事故が発生しましたが、これについては処々推測もありますが、ここでは控えさせていただきます。
新しく出来たKLIA2に就航している飛行機は、大変がエアアジアになっています。
そして、当然、24時間のフライト体制を整えていて、世界各地と航路を結んでいます。
航空料金がまた安く、シンガポールまではわずか2千円です。
当初は、『LCCだから安いなぁ~』と私も思っていましたが、
いろいろな状況が分かってくると、『これも国策なのか、、、』と理解できます。
エアアジアは、半マレーシア国の企業です。
世界的な発展をしていく為に、
世界中からたくさんの方が来ていただくように、
そして、ハブ空港として利用して頂くために、
マレーシア国として、このような価格体系にしているようです。
それが、ひいては国の利益になるとわかっているのですね。
税金の使い方に一貫性があって素敵だと思いませんか?
まぁ、本来は当たり前なのかもしれませんが、、、。
その3につづく