幸せに会社を辞める方法

アメリカの本当の失業率の中身

11月7日に、米商務省から、7~9月のアメリカのGDPと失業率の数値が公表されました。

それによると、GDPは前期比年率では2.8%の増加。

これは過去1年間で最も高い成長です。

また失業者率も7.2%と予想は下回ったものの、順調に経済の回復が続いているようです。

しかし、メディアでは順調な回復に向かっていると公表されていますが、この7.2%はまやかしの数字というのが読み解いていくと見えてきます。

米労働省が発表している失業率は、労働省がまとめたU3という統計数値に基づいて算出されています。

U3とは、

1)長期の失業者で職探しを止めたか中断している人々

2)正社員の長期雇用を失った後、食べるために短期のバイトに切り替えて働いている人々

の2つのカテゴリーを排除した統計数値となっていて、この失業率が7.2%です。

一方、U6という数値も米労働省は公表していいます。

U6とは、上の1)、2)の人口数を入れた数値も公表です。

本来、1)の人々も2)の人々も、安定した仕事を探しているいるわけで、一般の失業者と同じです。

このU6の数値を元に、アメリカの実質的な失業率を計算すると、なんと24%にもなります。

24%?

つまり、アメリカは、4人に1人が失業状態にあるのです。

いま、アメリカでは、企業による一般の従業員のみならず、中間管理職や専門職の海外へのアウトソーシングが大規模に行われています。

そして、職を失った人の大半の人がアルバイトのような不安定な仕事についています。

実際に、米政府が福祉政策として提供している食料配給券の予算そして受給者の数は5年間で約2倍に急増しています。

会社に正社員としていることに安泰する時代は、終わろうとしています。

会社は、あなたの事を守ってはくれません。

松下幸之助さんが、「社員稼業」という言葉を言っていましたが、

これは、

「一社員たちとて、社長の気概で物事にあたれ」

という意味です。

会社に依存するのではなく、それこそ、いつでも、自分で事業を始められるという意識状態にもっていくことが、これからの世の中を生き抜いていくには大切です。

今は怖いと感じるかもしれません。

この感情とそれを造りだすトラウマを解消していくことで、これからの時代を生き抜く意識を作っていくことができます。

その先には、自由という海原があなたの前に現れてくるのです。

あなたは、船長です。

どこに向かいますか?

 

 

 

 


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