
みなさんは、『国際決済銀行(BIS)』『バーゼル銀行監督委員会』『バーゼル規制(BIS規制)』
という言葉をご存知でしょうか?
ちなみに、ウキペディアには下記の通り書いてあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%B1%BA%E6%B8%88%E9%8A%80%E8%A1%8C
なんか難しく書いてありますね。
簡単に言うと、
「バーゼル銀行監督委員会」とは、中央銀行総裁により、
ウキペディアにはこのように書いていますが、
ようは、世界で取引する銀行の条件を決めている機関です。
ちなみに、バーゼル規制は主要国の政府が金融機関を監督するというか世界で取引する為のルールになります。
今まで試行されていたバーゼル規制は、
『国際業務を行う銀行の自己資本比率は、8%を超えていなくてはならない』
という国際統一基準のことです。
これは、1988年から順次試行されまてきていますが、1980年代にアメリカで大手銀行が破綻したことから自己資本比率を見直す事になったと言われています。
が、当時の日本の銀行が、自己資本比率が低いにも関わらず国際金融市場において急発展してきたことなどが各国の注目を買ったためとも言われてまして、別名、『日本叩き』とも言われています。
そして、日本の銀行各社は、バーゼル規制に違反した金融機関は国際的な決済業務が出来なくなるとの通達があり、
規制が導入されたとき、
当時は、国債がリスクなしの資産として評価することが許されていました。
そのため、
また、その時に、資金的に株の持ち合いなども出来なくなり、企業間の関連が薄くなったという流れもありました。
そして、今回、また、
しました。
今回の変更内容は、
ということなのですが、、、、
するとどういうことが起こるでしょうか?
金融機関は、
これは何をしているかというと、
政府が金融機関に発売した国債を、日銀が買って、市場に資金を流す政策です。
実は、日銀が購入する金額は年間80兆円にもなります。
どんなことが予想されるかというと、
・金融機関が国債の売りが、日銀の購入予定額を大きく上回ることも十分にあって、もし、これが発生すると、国債は暴落し金利も高騰する。
・そもそも金融機関は、自己資本比率の確保のため、国債を買わなくなる。これまでのような異次元的金融緩和が出来なくなる。
などです。
これは日本経済にとって最大の危機となる可能性が高いです。
この新しいバーゼル規制の試行のタイミングは、2016年です。
さて、これから、どういう流れを生み出していくのでしょうか。
いよいよ、真剣に、自分の人生と向き合うタイミングに来ているような気がします。
しっかし、なんでこんな大事な事を、テレビでは扱わないのだろうか?と思いませんか?
また、いろいろな方々のコメントも出始めてきています。
これも、日本のテレビで報道される事はないんでしょうね。