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ロシア国債格下げ<ジャンク債へ>なぜそうなったのか?

ロイターなどでも発表されていますが、

大手格付け会社であるスタンダード・アンド・プアーズGDPが、

ロシア国債をBBB-からBB+に格下げをしました。

BB+とは、「投機的」「投資不適格」であるという位置づけになります。

「これは、ロシアはやばい」

と思われた方も多んじゃないでしょうか?

まぁ、日本の報道レベルだと、

原油価格下落やウクライナの情勢などあるし、

当然かも?とおもわれたかもしれません。

実際はどうなのでしょうか、、、、。

原油価格の下落などによりロシアの情勢が悪化しているのは事実だと思います。

ただ、一般的に、国債の格下げの理由となるのは、国の債務があまりに多くて、将来的に国債が返済出来ないと思惑が出た時に格下げがされます。

では、ロシアの債務状況はどうなのかと見てみると、

ロシアのGDPは2.1兆ドルです。

そして債務はというとGDPの16%程度なのです。

ちなみに、アメリカのGDPは174兆ドルで、債務はGDPの105%。

日本に至っては、債務はGDPの204%です。

実は、ロシアは、アメリカや日本に比べると、とっても債務状況がいいのです。

更に、ロシアは、日本と比べると膨大な金の保有量があります。

原油価格の急落とルーブル通貨の下落で、ロシアから海外資本が流出しているのも事実ですし、現在ロシア経済が厳しいのは間違いありませんが、、、ロシアが国債の償還が出来なくなるという見方は関連性が薄いと思われます。

格付け会社も所詮は一民間企業です。

今回のロシア国債がジャンク債に引き下げられたのはなんか恣意的なものでもあるのでは、、、という海外のエコノミストが疑問視するのももうなずけます。

まぁ、日本ではそんな報道はほとんど出ないと思いますが、、、、。

今回の一件を見ると、国債の価値も、通貨価値も、簡単に操作できてしまうのを感じませんか?

先日、スイスフランがユーロの固定レートを撤廃すると発表しただけで、

一瞬の間に40%以上急騰しいました。

お金の価値というものがどんどん揺らいでいる象徴のように感じています。

みなさんはどう思われますか?

みなさんはこれからどうしていきたいと思いますか?


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